Episode:FactoryFUJIMAKIの挑戦
『エンジニアが挑む、終わりなき研鑽の世界』
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チームワークこそが
FUJIMAKIのモノづくりの原点。製造部では、最新の設備の導入を進めるとともに、これまで培ってきたノウハウを活かした多品種少量生産のモノづくりに取り組んでいます。全国の工場で日々、加工の高速化を目指す改善活動を実施。作業工程を細分化し、各プロセスの効率性を細く検討することで、従来の加工方法を上回る手法を模索し続けています。
若手やベテランを問わず、活発な意見交換が交わされているのも、コミュニケーションを重視した人的資源管理で、モチベーションとチームワークを高めてきたFUJIMAKI GROUPならではの光景です。 -
エンジニアリングの世界において
技術の研鑽に終わりはない。FUJIMAKI GROUPは、業界内でも有数の切削スピードが特徴です。
通常、加工の速度が速いほど、製品の仕上がりは粗くなり、工作機械も早く痛むと言われています。
その常識に挑むべく、刃物メーカー・設備メーカーとタッグを組み、耐久性の高いチップやカッター、オリジナル仕様のフライス加工機を開発。圧倒的な加工速度と仕上げ精度の両立を図り、時間的コストの削減を実現。
価格や納期での差別化が可能となりました。 -
失敗は挑戦者の特権
挑戦こそが成長の原動力だ。全国の工場では、サイズや硬さが異なる素材を相手に、様々な加工を行っています。毎日、新たな発見が得られることは、現場で働くエンジニアにとって、大きな喜びです。こうした発見を、グループ内で共有する取り組みを加速させています。また、大きな素材を加工する際は、素材の内部に熱が溜まり歪みが発生する為、歪みを取る作業が必要となります。このようなノウハウを全国の工場で共有することで、グループ全体の技術力の向上につなげています。
FUJIMAKI GROUPは、若い社員にも活躍のチャンスがある会社です。先輩やリーダーが横について習熟をサポートする仕組みが充実していることに加えて、失敗を恐れずに挑戦する企業風土を大切にしています。 -
エンジニアが思い描く
ミライの工場像。現在、全国の工場では、中規模工場で20台~30台、大規模工場では60台を超える工作機械が稼働しています。多品種少量生産を行うFUJIMAKI GROUPでは、ひとりのエンジニアが様々な工作機械を使いこなす「マルチスキル化」を推進しています。
高い技術が求められる受注の増加が見込まれる今、エンジニアが加工作業に専念できる環境を整えていくことは急務です。工場内における素材の移動など自動化ができる作業に、機械やロボットを導入していくことを検討しています。また、これまでベテランにしかできなかった難度が高い加工を、経験が浅いエンジニアでも担当できるようにするために、設備投資や工作技術の研究開発に努めていきます。